自然農法とは地球環境を救う農法

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こんにちは、べじです。

最近、インターネットやYouTube、インスタグラムやツイッターなどで「自然農/自然栽培」

という言葉がちょくちょく聞こえてきたりするんだけどこれってどういうもなのか、疑問に思っていたりしませんか?

自然農/自然栽培といったい何か。自然栽培/自然農の野菜は美味しいのか。

このあたりをお伝えしていきます。

自己紹介

✔オーガニックコンサルタントです。

✔週末農業を始めて4年目です。

✔無農薬、無化学肥料で野菜を栽培しています。

✔今は栽培した野菜を近所の直売所で販売をしています。

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自然農/自然栽培といったい何か

ひとことで言えば「自然任せで作物を栽培する方法」です。

「土を耕す、土に肥料を施す、農薬を施す、除草をする」この工程をせずに、

今ある環境(土、水、草)と一緒に栽培する方法です。

人間は地球から資源を奪いすぎてしまっている

たとえば、割りばしです。

飲食店で何か食べるときに使う「割りばし」に「木」が使われています。

どこのお店に行っても出てくる「割りばし」。

「割りばし」を使うのにどれくらいの木が伐採されているのでしょう。

この資源奪取から、「カーボンニュートラル」という言葉があります。

難しいですよね…。

簡単に言うと、人間が排出する二酸化炭素を何もせずとも陸上の生態系(木や草など)が半分は吸収してくれるけど、

資源を奪いすぎてしまっているために自然と人間が排出する二酸化炭素の量が釣り合わなくなってしまう可能性があるから対策を立てよう!

ということです。

”カーボンニュートラル”とかって難しいので、一般市民的に「割りばし」の木をどう減らすかを

考えると、まずは「My箸」を持ち歩くってことかもしれません。

二酸化炭素を減らさないとどうなる?

よく聞く「地球温暖化」になり、人間が地球に住める環境ではなくなる可能性があります。

最近では大気が不安定でよく「ゲリラ豪雨」が発生たり、梅雨の長雨で大規模な水害を引き起こしています。

そして、野菜にも大きな影響があります。

この気候変動に連動して野菜の物価も変動します。自分たちで自分の首を絞めてしまっています。

地球の資源は生物(草や虫)も同じ

野菜を食べるためには以下の一連の過程があります。

「タネをまく」⇒「発芽してその土地に根付く」⇒「収穫する」

この過程の中で、たくさんの野菜キレイな野菜を可能にしたのが化学肥料化学農薬です。

しかし、化学肥料は育てたい作物だけではなく栽培作物の周りの雑草にも影響をあたえます。

雑草は栽培作物よりも早いスピードで生長していきます。

野菜(植物)は、太陽の光を浴びること(光合成)が必要なので、野菜よりも早く、

大きく育った雑草は邪魔です。

ここで登場するのが「農薬(除草剤)」です。

現在は、野菜は枯れずに雑草だけ枯れる除草剤があります。

この除草剤を施すとどうなると思いますか?

当然、雑草は枯れます。

と同時に土の中の生物(ミミズ、その他微生物)は生息できない状態になってしまいます。

ミミズや土壌微生物は自然での生態系を育むうえで必要な土壌生物です。

地球から見れば、土壌生物も「資源」のひとつです。

そして、スーパーで売っているあまり虫に食べられた形跡がないキレイな野菜。

この野菜を実現するための農薬は「殺虫剤」です。

殺虫剤では野菜から見たら「害虫」としている虫を寄せ付けなかったり、殺虫剤を散布した野菜を食べた虫が天に召されることになります。

この殺虫剤の影響で自然の生態系でもっとも重要な「受粉(じゅふん)」を担っている

「ミツバチ」が世界中で減少しています。

受粉ができなくなると、野菜やナッツ、果実(リンゴ、イチゴなど)が十分に収穫できなくなります。

ミツバチなどの虫も地球から見れば大事な「資源」です。

今まで人間は、自分たちの都合で効率よく、大量消費で発展してきました。

奪ってきた自然の資源を自然にかえすことが重要です。

自然栽培を実践している木村秋則さん

奇跡のリンゴで有名な「木村秋則」さん。

木村さんは、日本で初めて果樹(リンゴ)を無農薬・無化学肥料で栽培された方です。

当時、木村さんが独自にリンゴの果樹に病害虫の対策として散布していた食酢などは現在は特定農薬として認定されています。

特定農薬とは?

特定農薬の目的は?
改正農薬取締法では、新たに無登録農薬の製造や使用を禁止したため、農作物の防除に使う薬剤や天敵で、安全性が明らかなものにまで農薬登録を義務付ける過剰規制とならないように、特定農薬という仕組みを作りました。無登録農薬を禁止するために必要な制度上の仕組みであり、新たな規制を持ち込むものではありません。なお、この制度の趣旨を分かりやすくするために、特定農薬を「特定防除資材」と呼ぶこともあります。

どのようなものが特定農薬になるのですか?
特定農薬は、改正農薬取締法第2条第1項において「その原材料に照らし農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなものとして農林水産大臣及び環境大臣が指定する農薬」と定義付けられています。
農林水産省では、この特定農薬の指定の検討に当たり、平成14年11月から12月はじめにかけて、都道府県を通じて、広く関連する資材の情報を求めましたが、全国から2900件の情報が寄せられました。
このうち、重複を整理した740種類について、その後専門家による会合で検討を行い、15年1月30日の農業資材審議会農薬分科会に報告が出されました。
同分科会では、寄せられた情報のうち、雑草抑制シ-トやアイガモ、アヒル、ウシ、コイなどはもともと農薬ではないので特定農薬の検討対象から除外され、残ったものについて、その指定の可否の検討が行われた結果について、まずはその時点において殺菌効果を持つことが明らかであった重曹と食酢、及び地場で生息する天敵について特定農薬に指定することが適当であるとの結論が得られ、これが審議会としての答申となりました。
~農林水産省~

木村さんが自然栽培でリンゴを栽培しようとしたきっかけは、木村さんの奥さんが農薬アレルギーがひどくなったことがきっかになっています。

そして、農薬の使用をやめてから9年目でリンゴの木に一斉に花が咲き、リンゴが実りました。

木村さんが栽培した奇跡のリンゴは一部のネットショップで購入可能なようですが、何年先も予約が入っていて購入するのはとても難しいようです。(残念)

執筆された本の中で木村さんはこういっています。

「作物に肥料が必要という固定概念を壊す」、「土の偉力を最大限に発揮させる」

そして、自然栽培でも慣行農法(一般栽培)と同等の収量が得られるとも言っています。

現在、木村さんは自然栽培の素晴らしさ、実際のやり方を伝えるために全国を回って指導されています。


わたしも、週末農業という形で葉物野菜、トマト、キュウリなどを無農薬・無化学肥料で野菜を栽培していますが、

普段の野菜を無農薬・無化学肥料で栽培しただけで、慣行農法(一般の栽培方法)より格段に美味しいのでリンゴとなると想像もつきません。

自然農/自然栽培まとめ

自然農/自然栽培というくくりでは、自然農の第一人者の「岡田 茂吉(おかだ もきち )」さん

川口由一(かわぐちよしかず)」さん

福岡正信(ふくおか まさのぶ)」さん

最近だと農業ユーチューバーのかーびーさんなど様々な方々がいらっしゃいます。

川口さん、福岡さん、木村さん、かーびーさんは、だいたい同じことを言っています。

「自然に寄り添う」、「虫や草は敵ではない」と。

特に福岡さんの言葉で心に残った一文をご紹介します。

「耕すことも、肥料も、除草も、農薬も、無くてできた」

まさにこのとおりだと思っていて、ひと言でいえば「自然はそんなにか弱くない」ということです。

それは、わたしたちが生まれた地球であり、大地なので。

か弱かったら、すでにわたしたちはここにいません。笑

自然農/自然栽培の収量的なところを言えば、化学肥料、農薬を使わなければ十分な収量が得られないのかというと実践的にもNOです。

一家庭で消費しきれなほどの収量を得ることができます。

収穫したらあとは食べることになりますが、味は本当に格別に美味しいです。

スーパーで売っている野菜たちに戻れなくなるくらいです。

今の時代はとても生きにくい世界です。

少しずつの行動で大事な自分の笑顔、大事な家族の笑顔が未来で輝くはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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